Vision ~ 目的・目標
行政書士は、官公庁に提出する書類の作成やその内容への相談、及び提出手続の代行を、主要な業務としています。
行政書士が取り扱うことができる書類は、1万種類を超えていると言われていますが、行政書士の多くは、専門を絞って仕事をしていることが多いとされます。
そのことは、それぞれの行政書士がターゲットを絞って活動していることを示すものであり、また、それぞれが使命感・問題意識・ビジョンをもって仕事をしていることの反映でもあります。
当事務所のそして私自身の目的、換言すると「支援したい」ターゲットは、「外国の方」に対して、主として英語での法務サービスを提供することです。
そして、具体的には、次の3つの局面での「支援を行うこと」に集約することができます。
- Life ~ 日本での生活を始めること
- Enterpreneur ~ 日本で起業すること
- Family ~ 日本で家族をもつこと
Background ~ 経歴
私は、大学卒業後信託銀行に勤務しました。支店から本部、海外店での仕事も含め幅広い業務経験を得ることが出来ました。
銀行に入った頃は、”バブル前夜”の時代でした。やがて日本はバブル経済期にいたり、忙しい日々でした。ポストバブルの時代は、仕事も様変わりで、「基本前向き」から、「原則後向き」になりました。合併も経験し、そして銀行を退職。
その後は、財務コンサルティングやM&Aのアドバイザリーを、主として手掛けてきました。今でもM&Aのアドバイザリー会社を運営しています。
信託銀行では、永年国際業務に従事してきました。海外(ロスアンゼルス支店)勤務も経験しました。銀行を辞めた後も、海外での仕事や外国企業との仕事の機会を持つことは、少なくありません。
インターナショナル・ビジネスの経験、とりわけ海外での勤務経験は私の考え方に大きく影響を及ぼしました。
私も、ロスアンゼルスにおいては、外国人として勤務しました。アメリカは多様性を前提とする社会です。そして、良くも悪くも「機会均等」の社会なのです。
また、アメリカの産業社会は終身雇用とは無縁の社会で、プロモーションを求めて職業を変えるのは当たり前でした。ビジネスマンは「会社員」である前に、「プロフェッショナル」である必要があるのです。
アメリカ社会は、残念ながら日本よりもイノベーションに富んだ社会です。その背景にあるのは、アメリカのビジネスマンの、一人に「プロフェッショナル」としての起業家精神とその志向性にあると考えます。
それ故、数多くの外国人(私もその一人でした)が、チャンスを求めてアメリカに渡り、アメリカ社会も一定の範囲でそれを許容する社会であったのです(現在は、少し変容しているのかもしれませんが)。
私は日本も早晩その様な社会になると感じました。そしてあれから相当年月を経ましたが、必ずしもそうはなっていません。しかしながら、その方向にあることは間違いないと思います。
私が、「支援」の対象を外国の方としたことは、ビジネスマンとして、そして個人としての、これまでの経歴・経験の現在の到達点なのです。
日本社会が、今後外国人をどの程度、どの様に受けいれるのかについては、様々な考え方があるでしょう。そのことについて、行政書士の立場で、私が意見を申し述べるつもりはありません。
しかしながら、一定の外国の方が、日本で生活し、起業をし、家族を持っている現実があり、多くの人々は合法的にこれらを行っているのです。
そのことを支えるのは、日本で活動する法務の専門家の責務でもあるのです。
Strength ~ 当事務所の強み
1.スピードと精緻さ Quickness & Accuracy
私は、信託銀行では法務部にも勤務しておりましたので、企業法務・行政法は当然得意とするところです。ただ、行政書士である以上、法律知識の専門性はある意味当然かもしれません。
また一方で、行政書士は、究極の「事務屋」でもあります。私の職業人としてのバックボーンは銀行員です。銀行員の日常業務の一つは、正確かつ迅速に事務を処理することでもあります。月末までに必要な融資の稟議書を上げなければ、取引先は倒産してしまう、そんな中で仕事をしてきているのです。
迅速かつ正確をモットーに仕事に臨みます。
2.国際性 Globalization
海外駐在経験にもとづく語学力を生かすことができます。語学力と言っても、英語限定ではあります。国際感覚とは言ってもアメリカ合衆国しか知りません。それでも英語は、「国際共通言語」。数多くの英語圏の外国人の皆様の一助となる所存です。
Summary ~ 概要
日本橋プライム行政書士事務所
行政書士:松浪潮 東京都行政書士会所属
京都大学法学部卒 慶應義塾大学大学院法務研究科修了(法務博士)
- 趣味・・・読書・音楽・スポーツ観戦
- ルーティーン・・・毎朝のトレーニング(マッスル・トレーニングとランニング)
- 好きな小説・・・「悪霊」(ドストエフスキー)
- 好きな映画・・・「甘い生活」(フェリーニ)
- 好きなスポーツ・チーム・・・シカゴ・ベアーズ、京都大学ギャングスターズ
- 尊敬する学者・・・カール・グスタフ・ユング、谷川健一
- 尊敬するアーティスト・・・ロバート・フリップ
- 影響を受けた書物・・・「神話と科学」(上山安敏)
- 将来の目標・・・スーパーボウルでベアーズを観ること、物部氏の伝承の研究(と自分なりの解明)
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